東日本大震災の記録

東日本大震災の記録 page 116/178

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東日本大震災の記録

東日本大震災の記録116第7章●下水道の被災調査及び復旧業務への地方自治法に基づく派遣(H・1・1現在延べ人)2536・東京都瑞穂町より平成年1月24日~3月日1人2331・福岡県太宰府市平成年4月124日~平成年3月日延べ4人2531・群馬県藤岡市平成年4月1日24~平成年3月日延べ4人2531・群馬県伊勢崎市平成年4月124日~平成年3月日延べ4人2531・山形県天童市平成年4月1日24~平成年3月日延べ4人2531・広島県呉市平成年4月1日~24平成年3月日延べ3人2531・岐阜県可児市平成年4月1日24~平成年3月日延べ4人2531・富山県高岡市平成年4月1日24~平成年3月日1人2531・愛知県幸田町平成年4月1日24~平成年3月日1人2531・三重県亀山市平成年4月1日24~平成年3月日1人2531・茨城県笠間市平成年4月1日24~平成年3月日1人2531・沖縄県那覇市平成年4月1日24~平成年3月日1人2531・栃木県佐野市平成年7月1日24~月3日、月1日~平成年1112253月日延べ2人31・群馬県高崎市平成年月1日2410~平成年3月日1人2531・奈良県橿原市平成年月日241022~平成年3月日延べ2人2531・宮城県平成年1月1日25~平成年3月日延べ2人2731●下水道の被災状況及び被害額(H・1・1現在)25・雨水ポンプ場5施設、雨水ポンプ施設5施設、雨水渠約1・4km・汚水ポンプ施設1施設、汚水管渠約5・9 km・被害総額約億円(単独費を除35く)汚水が溢れる状況(伝上山地内)●震災当日から3日目の活動震災発生当日は、母子健康センターで「1歳6か月児健診」を実施していましたが、大きな揺れの中、受診者の安全確保を最優先した誘導を行い、安全に帰宅できるよう対応しましたが、その時には、このような大きな被害になるとは予想もしませんでした。その直後に、避難所開設により、現地班職員は避難所等に配備になり、残った課長、事務職員1名と保健師等で市役所に避難される方々の対応や、ケガの処置、救命救急を要する患者搬送等の対応に忙殺され、夜を迎えました。ズブ濡れのままで救助された方には、保温のために、乳幼児健診等で使用するタオルや毛布の提供、職員の衣類等での着替えなどで低体温症予防に努めました。夜間も市庁舎内に避難された(特に妊婦、乳幼児及び慢性疾患を持つ方等)方々への体調管理や、母子健康センターに避難された高齢者の方々には、体調管理以外にも排泄介助等も行うなど保健師が巡回しながら対応しました。また、避難された高齢者の中には、認知症などのため落ち着きがなく動き回るので、朝まで声かけしながら一緒に過ごすなどの対応もあり、職員全員泊まり込みを行いました。震災2日目になっても、小雪が降る寒さの中で、津波で流された金属片でケガをしたり、濡れた衣類のまま搬送されてくる方々への対応などが、依然続いていました。これから市内全域への保健活動をどう構築していけばいいのかとの焦る気持ちがありましたが、震災2日目から3日目には、医療依存度が高い要援護者支援を優先することとし、避難所から連絡があった要援護者や在宅の要援護者(特に在宅酸素、人工透析、骨折及び外傷等)を社会福祉課との連携の下に、家庭訪問や医療機関への搬送を行いました。しかし、津波被害があった地区の要援護者への家庭訪問は水が引かないなどから、対応は困難を極めました。東日本大震災における保健活動について保健福祉部健康課伊藤美栄子